当ショップのジュエリーは14kgf(ゴールドフィルド)と天然石を主な素材とした、一つ一つ手作りのハンドメイド品です。
天然石(半貴石)は高価な宝石とは違い、自然由来のインクルージョン(内包物)やクラック(傷)、若干の欠け、色ムラやサイズのばらつきなどがありますが、自然の中で悠久の刻を経て結晶化した証であり個性です。
一つ一つ違う表情を持つ石たちから、「私らしさ」を表現するアイテムとしてお気に入りが見つかれば幸いです。
■ 主な使用素材
≪14kgf(ゴールドフィルド)≫
ジュエリーの金具部分は、主に14kgf(ゴールドフィルド)を使用しています。
ゴールドフィルドは、欧米では古くから親しまれているジュエリー素材です。通常の金メッキ(14kgp)よりも約100倍厚く金をコーティングしているため、金メッキよりも剥がれにくく耐久性に優れ、長く愛用できます。またゴールドが厚い分、比較的金属アレルギーが起きにくいのも特徴です。(※ アレルギーは個人差がありますので、すべての方にアレルギー反応が起きないわけではございません)
リーズナブルに本物のゴールドの美しさ、落ち着いた素材感、高級感を楽しめるため、普段使いのアクセサリーに注目が高まりつつあります。
≪天然石≫
一般的に貴石とは、四大宝石といわれる「ダイヤモンド・エメラルド・ルビー・サファイヤ」または「美しさ・希少性・硬度(硬度7以上)」の3つを満たした天然石とし、それ以外の天然石を半貴石と分類されています。ただこの判断基準は国や専門家、宝石店によっても違い、大まかな目安となっています。この基準を満たしていない天然石であっても、美しさや希少性から貴石としている場合もあります。
当ショップでは半貴石といわれる天然石を中心にジュエリーを制作していますが、天然石を選ぶ際の判断基準は美しさだけではなく、「表情・個性」を重要視しています。何十万、何百万もする宝石だけが価値があるのではなく、その石から優しさや親しみなど魅力を感じられれば、それは替えがたい価値だと考えています。そのため、中にはクラックやインクルージョンの見られる天然石もございますが、そこを含めて魅力と捉えていただければ石たちも喜びます。
■ お手入れについて
≪日々のお手入れ≫
アクセサリーは肌に触れることが多く、皮脂や汗、化粧品などにより汚れが付着することで変色や劣化の原因となることがございます。ご使用になった後は柔らかい布で優しく汚れをふき取り保管することで、輝きを長く保つことができます。
おすすめは、眼鏡ふきなどに使用される布です。ジュエリー専用のクロスの中には、研磨剤入りのものもあり素材を傷つけてしまう場合がございますので、使用前にご確認ください。
≪ゴールドフィルドのくすみ≫
ゴールドフィルドは変色しづらい素材ではありますが、長年の利用や使用・保管環境によって変色してしまうこともございます。強いくすみが見られた場合は、水かぬるま湯に中性洗剤(石鹸は不可)を少量溶かし、優しく手で洗ってください。その際、強くこすったり、長時間洗ったりしないよう(せいぜい2~3分程度)お気を付けください。洗浄した後は毛羽立ちなど引っかかりのない柔らかい布で優しく水気をふき取り、直射日光などが当たらない場所で自然乾燥させてください。
また、天然石はなるべく水に浸さない方が良いです。あまり神経質になる必要はございませんが、ターコイズや真珠など水に比較的弱いとされる天然石もございますので、ごく軽い流水程度にとどめることをおすすめします。
※原石(ラフ)はあまり水に触れないようお気を付けください。
≪金属アレルギーについて≫
ゴールドフィルドは、金メッキよりもはるかに厚くゴールドを圧着させた素材であることから、比較的金属アレルギーの症状が起きにくいと言われています。しかしながら、体質や体調などにより個人差がございますので、100%金属アレルギーの反応が出ないというわけではございません。
使用中に違和感、異常などを感じましたら、直ちにご使用を中止し、専門の医師に相談されることをおすすめします。
≪使用上のご注意≫
- お子様やペットのお世話、作業、プールやスポーツ、人が集まる空間などの、触れる(ぶつかる)ことで危害を加えたり破損につながったりする場所、場面でのご使用には十分ご注意いただくかご使用をお避け下さい。
- 長くご愛用いただけるよう一つ一つ丁寧にお作りしておりますが、ハンドメイド品のため大変デリケートです。落下や引っ張りなどの強い力が加わると破損につながりますので、お取り扱いには十分ご注意ください。
- 素材の変色や劣化をなるべく避けるためにも、入浴時や水に触れるとき、サウナなどの高温の場所、スキー場などの寒冷地、スポーツなど汗に多く触れる場合などのご使用はお避けください。高温の場所や寒冷地では、火傷や凍傷などの原因にもなりますのでご注意ください。
- ご使用になられない場合や保管の際には、小さなお子様やペットの誤飲などに十分ご注意ください。また、高温多湿や直射日光が当たる場所に長時間保管、放置しますと、素材の劣化につながります。